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平成28年度事業報告書

〔 自 平成28年4月1日 〜 至 平成29年3月31日 〕

 前年度に引き続き、今年度も筑波サーキットを多くの方々に知っていただくため、ホームページを中心にレース及びイベントの予定並びに実施状況、筑波ライセンス会員募集等の情報提供を行うとともに、多方面に対し積極的な営業活動を行い施設利用率の向上に努めた。
筑波サーキットのライセンス会員(筑波ライセンス、ファミリー限定ライセンス、ミニバイクライセンス)数は、新規ライセンス取得者は前年度に比べやや減少したものの、既存会員の継続と併せ7,255名(前年度比188名増)となり前年度に引き続き増加した。
今年度の2輪車及び4輪車の会員走行の実績、コース貸出の実績はいずれも前年度に比べ増となった。
また、3年ぶりに再開した全日本ロードレース選手権筑波大会は開催を心待ちにしていた観衆で賑わい大いに盛り上がった。
今年度は前年度の営業休止による減収分を回復することができ、更に一昨年度を上回る収益を得ることができた。
各実施事業内容は以下のとおりである。

1.公益目的支出計画に関する事業


(1)オートスポーツ愛好者に筑波サーキットの走行を提供する事業
 多くのオートスポーツ愛好者に筑波サーキットでの走行を楽しんでいただくことにより、オートスポーツの普及を図るため次の事業を行った。
①ライセンス講習会の開催
 新たに筑波ライセンスの取得を希望する者に対し、ライセンス講習会を36回開催し、受講修了者に筑波サーキットライセンスを交付した。ライセンス交付者の内訳は、4輪526名(対前年度比0.1%増)、2輪582名(対前年度比3.5%減)であった。
②筑波ライセンス会員等の管理
 筑波ライセンス会員等の更新や退会手続き、新規会員の入会手続き等会員に関する全般の対応及び管理を行った。
 なお、平成28年度末におけるライセンス所持者は、以下のとおり。

a.コース2000 (単位:人)
種  別 2輪車 4輪車
筑波ライセンス会員 2,359 (2.0%増) 1,309 (4.9%増) 3,668 (3.0%増)
ファミリー限定
ライセンス会員
1,200 (1.4%減) 1,961 (2.9%増) 3,161 (1.2%増)
合  計 3,559 (0.9%増) 3,270 (3.7%増) 6,829 (2.2%増)

b.コース1000 (単位:人)
ミニバイクライセンス会員 2輪車(ミニバイクのみ) 426 (10.9%増)
(   )の%は対前年度比

③筑波ライセンス会員等の走行の実施
 筑波サーキットコース2000及びコース1000において、筑波ライセンス会員等のスポーツ走行を行った。
 走行実績の内訳は、コース2000 4輪延10,227台(対前年度比5.9%増)、2輪延26,611台(対前年度比1.2%減)。コース1000 4輪延3,640台(対前年度比5.4%減)、2輪延5,557台(対前年度比17.5%増)であった。

(2)オートスポーツ大会の開催事業
 サーキット走行の理論及び日頃の研鑽結果を発揮する場として2輪競技大会を開催するとともに、大会開催の告知をオートスポーツ愛好者等に広く行い観戦を募った。
 大会の参加台数は2,184台(対前年度比1507%増)、観客入場者数は44,660人(対前年度比70.9%増)であった。
①全日本ロードレース選手権
②筑波ロードレース選手権
③筑波ツーリスト・トロフィー
④テイスト・オブ・ツクバ
⑤筑波耐久ロードレース 耐久茶屋  
1戦2日間
4戦4日間
3戦4日間
2戦2日間
1戦2日間
 昨年度「関東・東北豪雨水害」により、開催中止となった「全日本ロードレース選手 権筑波大会」が開催されたことにより、参加台数及び観客入場者数が大幅増となった。

(3)オートスポーツの普及に関する広報事業
 オートスポーツの面白さ、楽しさ及び筑波サーキットを多くの人々に紹介するための広報活動を行った。
①インターネットのホームページ
 筑波サーキットの公式サイト(ホームページ)の運営委託先を変更しリニューアルを行い、施設案内、レース及びイベントの開催情報、ライセンス会員募集案内及び走行案内、コース貸切情報、動画配信など多くの情報を迅速かつ適切に提供するとともに、Facebook、ツイッターなどのSNS連携を強化し、アクセス件数の増加を図った。
アクセス件数は、月平均で75,000件であった。
 また、YouTubeなどの映像素材を通してサーキットの迫力あるシーンを提供するなど、オートスポーツの一層の普及並びに顧客サービスの向上に努めた。
②筑波ライセンス会員等への情報提供
 スポーツ走行、ファミリー走行のスケジュール情報を随時更新するとともに、年間レースカレンダーを年1回発行した。また、会員特典として主なレース観戦の優待割引を実施した。
③東京モーターサイクルショーでの広報活動
 平成29年3月24日(金)~26日(日)に東京ビッグサイトにおいて開催された「第44回東京モーターサイクルショー」に専用ブースを設け出展した。出展内容は平成29年4月に開催予定の全日本ロードレース選手権筑波大会及び5月開催予定のテイスト・オブ・ツクバのPRのため、それぞれの前年の映像を常時放映するとともにマシンの展示、レースクイーンによるパンフレットの配布、筑波サーキットグッズ及び前売券の販売、全日本ロードレース選手権に参戦予定のライダーによるトークショウなどを行い多くの来場者に対し筑波サーキットの紹介を行った。
 なお、開催期間中の来場者は前年度を10%増の146,495人の来場で大盛況であった。

(4)オートスポーツの安全思想啓発のための各種スクールの実施及び安全走行のための指導事業
 オートスポーツを多くの人に安心して楽しんでいただくために、サーキット走行の安全指導のためのスクールを開催した。
①親子ミニバイク教室
 オートバイの楽しさ面白さを体験しながら親子のコミュニケーションを図るために小学生とその親を対象とした「親子ミニバイク教室」を3回開催した。(参加者29名)
②キッズ スクール
 親子ミニバイク教室の経験者に対し、より操縦技術の向上を図るとともに集中力、バランス感覚などのスキルアップを目指した「ファーストキッズスクール」を3回、「セカンドキッズスクール」を3回開催した。(参加者42名)
③サーキットアドバイザーによる指導
 2輪車のサーキット走行初心者である「ファミリー走行ビギナークラス」において、2輪車のロードレース大会での豊富な経験を有するサーキットアドバイザーにより、走行マナー、ルール、マシン点検などの説明を事前に行うとともに、実際の走行時には適宜並走を行うなど状況に応じたアドバイスを行い安全走行の啓発に努めた。
④体験走行会
 サーキットへより一層の親近感を持ってもらうことを主眼に、自分の車両でサーキットを走行できる体験走行会を7回実施した。参加実績は、4輪50台、2輪70台であった。
⑤4輪ドライビングスクールの開催
 サーキット未経験者から本格的にサーキット走行を体験したい方を対象としたカリキュラム、プロのインストラクターによる個別アドバイスなどサーキット初心者の方にも安心して参加できる、「ワクドキドライビング サーキットを走ろう」をトヨタ自動車(株)と連携し年2回開催した。参加者は56名であった。


2.その他の実施事業


(1)施設の貸出に関する事業
①コース2000及びコース1000
 従来と同様にロードレース大会、走行会、試乗会、テスト走行、高速運転訓練等のために貸出した。貸出時間数はコース2000 1,047時間(対前年度比6.4%増)、コース1000 1,190時間(対前年度比4.8%減)であった。
②ジムカーナ場
 ジムカーナ愛好者による競技大会、練習会等のため貸出した。貸出時間数は1,756時間(対前年度比27.0%減)であった。
③500m競走路、整備工場及び宿泊棟の敷地
 公益財団法人JKAに賃貸した。
④体育館
 公益財団法人JKA及び周辺住民のスポーツ活動や文化活動のために貸出した。

(2)施設の整備に関する事業
①コース1000走路の改修
 最終コーナー進入からフラッグタワー前までの走路面の再舗装を行った。その結果、路面とタイヤとのグリップが高まり最終コーナーにおいてコースアウトする車両が減少した。
②ドライバーズサロントイレの改修・整備
 コース2000内のドライバーズサロンに併設するトイレ内に、新型便器を設置するため給排水管の整備及び壁面のリニューアルを行うとともに、新たに入口をレストラン入口とは別に設けることにより利便性を向上させた。
③コース2000車検場の改修・整備
 レース及びイベント開催時に競技車両の検査を行うための車検場は設置以来20年以上が経過していたため、基礎的な鉄骨の柱部分を残し、外壁・天井・内外装の改修を行った。
④コース2000監視カメラシステムの更改・整備
 コース監視カメラは、コース全体を管理するためには不可欠なものである。
 このため現状より更に監視体制を強化するため新たにカメラを2台追加し合計12台にするとともに、新たなカメラネットワークシステムの構築を行った。
⑤ガードレールの3段化
 コース2000の更なる安全対策の一環として、継続的にガードレールの3段化工事を行っているが、今年度は7番ポストから第2ヘアピンにかけてのアウト側約100m区間において、既存(2段)のガードレールを撤去し、新たに3段ガードレールを設置した。
⑥メインサーバーの更改
 筑波ライセンス会員の管理、会員の走行予約及び各種情報提供等のアクセス件数の増加並びに今後情報提供量の増大が予測されるため、これらを司るメインサーバーの入替を行い、筑波ライセンス会員を始めとする多くの施設利用者の要望に応えるために万全を期することとした。
⑦その他
 ゴミ箱の新設、場内の緑化及び植栽保持並びにサーキット内の美化清掃に努めた。


附 属 明 細 書

特に記載すべき重要な事項はありません。

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